寺子屋學シンポジウム 2019年11月25日(月) 寺子屋學シンポジウム2019秋
語り合おう。
ひと、まち、お寺。
お寺だからこそ、できることがある。
昨年の寺子屋学シンポジウムのテーマは、「地域の健康に貢献するお寺」でした。日々、どのような“心”で、どのような“行い”をしているか?その生活習慣の積み重ねが心身の健康に大きな影響を与えることが報告され、お寺だからこそできることは「良い生活習慣」の提供ではないか?というベクトルが示されました。
今年は、「ヘルシーテンプル宣言!」と題し、様々な実例を交えながら「地域の健康に貢献するお寺」の姿をより具体的にしていきたいと考えています。
2019年11月25日(月)
シンポジウム13時-18時 懇親会18時半-20時
第1部 対談「健康と習慣とお寺」 13:00-14:00
松本紹圭(未来の住職塾塾長)× 川野泰周(横浜市 臨済宗建長寺派 林香寺住職、精神科・心療内科医)
第2部 実例紹介「ヘルシーテンプル・コアプログラム」体験会 14:15-15:45
講師:井上広法(宇都宮市 浄土宗光琳寺 副住職 )
プログラム紹介:松村和順(一般社団法人寺子屋ブッダ代表理事)
体をほぐすストレッチ (解説:ミズノ株式会社)
心をほぐすマインドフルネス瞑想 (解説:川野泰周)
幸福度が高まる茶話会 (解説:慶應義塾大学大学院SDM研究所)
第3部 座談会「お寺が地域の健康拠点になるメリットとは?」 16:00-17:00
地域目線&お寺目線で考える
石井 洋介(山手台クリニック院長/秋葉原内科saveクリニック共同代表/SHIP運営代表/日本うんこ学会会長/高知医療再生機構特任医師)
倉島隆行(全日本仏教青年会第21代理事長/津市 曹洞宗 四天王寺住職)
佐々木教道(勝浦市 日蓮宗 妙海寺住職)
井上広法(宇都宮市 浄土宗光琳寺 副住職 )
古谷紳太郎(東京工業大学 リベラルアーツ研究教育院 特別研究員)
第4部 人の集うお寺を設備から考える 17:15-18:00
テーマ①実例から学ぶ漏電火災対策
井上広法(宇都宮市 浄土宗光琳寺 副住職 )
テーマ②実例から学ぶ台風災害対策
佐々木教道(勝浦市日蓮宗妙海寺住職)
<移動>
懇親会 お坊さんのいる本屋「書坊」にて 18:30-20:00
渋谷区東3-23-3 「書坊」(会場から徒歩2分)
【対象】寺院による健康提供に関心のある僧侶・寺族・寺院関係者
【定員】40名
【参加費】無料 懇親会3000円(税込)
松本紹圭(まつもとしょうけい)
1979年北海道生まれ。東京神谷町・光明寺僧侶。未来の住職塾塾長。世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader、Global Future Council Member。武蔵野大学客員准教授。東京大学文学部哲学科卒。2010年、ロータリー財団国際親善奨学生としてインド商科大学院(ISB)でMBA取得。2012年、住職向けのお寺経営塾「未来の住職塾」を開講し、7年間で600名以上の宗派や地域を超えた若手僧侶の卒業生を輩出。『こころを磨くSOJIの習慣』(ディスカバートゥエンティワン)他、著書多数。お寺の朝掃除の会「Temple Morning」の情報はツイッター(@shoukeim)にて。
川野泰周(かわのたいしゅう)
2004年慶応義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より大本山建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行を行った。現在は寺務の傍ら精神科診療にあたり、マインドフルネスや禅の瞑想を積極的に取り入れた治療を行う。またビジネスパーソン、看護師、介護職、学校教員、子育て世代の主婦など、様々な人々を対象に講演・講義を行っている。著書に『ずぼら瞑想』(幻冬舎)、『あるあるで学ぶ余裕がないときの心の整え方』(インプレス)などがある。精神保健指定医・日本精神神経学会認定専門医・医師会認定産業医。
石井洋介(いしいようすけ)
2010年高知大学医学部を卒、横浜市立市民病院外科・IBD科医師、厚生労働省医系技官を経て現職。初期臨床研修中に地域医療をコンテンツマーケティングの力で改善する目的で「コーチレジ」を立ち上げ、高知県の医師確保に貢献。その後、大腸癌等の知識普及を目的としたスマホゲーム「うんコレ」の開発・監修、「日本うんこ学会」の設立を行う。
厚生労働省時代に地域医療構想や地域包括ケアの業務に従事したことをきっかけに、在宅医療や地域作りにも関心を持ち、現在は横浜での在宅医療クリニックと秋葉原で夜間のみ開くクリニックを運営している。
近著に「19歳で人工肛門、偏差値30だった僕が医師になって考えたこと」(php研究所)がある。
倉島隆行(くらしまりゅうぎょう)
1977年、津市生まれ。愛知学院大学文学部宗教学科卒。三重県曹洞宗塔世山四天王寺住職。全国曹洞宗青年会会長。大本山永平寺で修行後、欧州等へ参禅修行に向かう。その後、伊勢皇學館大学に結集された伊勢国際宗教フォーラム世話人としてダライ・ラマ14世を招聘するなど、様々な宗教の垣根を超えて諸宗教対話に尽力している。
井上広法(いのうえ こうぼう)
1979年、宇都宮市生まれ。光琳寺副住職。佛教大学で浄土学を専攻したのち、東京学芸大学で臨床心理学を専攻。仏教と心理学の立場から現代人がより幸せに生きるヒントを伝える僧侶として活動している。2014年から、マインドフルネスをベースとしたワークショップ「お坊さんのハピネストレーニング」を開始。また、お坊さんバラエティ番組「ぶっちゃけ寺」(テレビ朝日系)の立ち上げに関わり、企画アドバイスを行うと共に、自らも同番組に出演。現在も各メディアで活躍中。お坊さんが答えるQ&Aサービスhasunohaを企画運営。著書に「心理学を学んだお坊さんの幸せに満たされる練習」(永岡書店)がある。
佐々木 教道(ささき きょうどう)
立正大学を卒業後、千葉県勝浦市にある妙海寺に入寺。地域の人々を招いてのお寺でのさまざまなイベントや、地元の地域活性化活動に尽力。「頼りになる」「心と体と整える」「良いつながりをえる」を心がけ、「より良く生きることを叶える」お寺を目指している。
早島英観(はやしまえいかん)
1982年、福島県生まれ。立正大学で仏教学を学び、日蓮宗の行政機関である日蓮宗宗務院に勤務。主に広報や寺院活性の企画を担当し、「どんな地域でも、地域貢献に積極的なお寺こそが真に元気なお寺である」との確信を得る。そして、地域の人々にとって、お寺がもっと身近で楽しくて温かい場所にするために、2010年より寺子屋ブッダを立ち上げ超宗派の活動をスタート。ヨガ講師や医師などと協働しながら、「心と体の健康」をお寺から提供するための各種イベントや体験ワークショップなどを行っている。
また、寺子屋ブッダの研修事業(cocokuri)の講師として、 ANA、AdRoIL、エン・ジャパン、産経学園銀座おとな塾、日本生産性本部、ヨガワークス300時間養成講座(仏教講座担当)など様々な企業に「心と体の健康」を提供している。
著書:共著「つながる仏教」(ポプラ社)
古谷紳太郎(ふるやしんたろう)
1979年生まれ。国際基督教大学教養学部卒業、同大学院比較文化研究科修了。東京工業大学大学院社会理工学研究科修了。学術博士。専門の科学史・科学哲学を軸に、リベラルアーツから科学技術イノベーション政策まで、活動は多岐にわたる。大学教員として関連講義を担当するほか、株式会社アイディアポイントを通じて経営幹部向けリベラルアーツセミナーを担当、NPO法人ZESDAで地方自治体に対する政策シンクタンクの役割を担う。また、大企業を相手に経営戦略・新規事業開発のコンサルティングも行っている。
松村和順(まつむら かずのり)
1973年、長野県生まれ。寺子屋学(当サイト)プロデューサー。中国留学中に弘法大師空海の青春時代を描いた日中合作映画のアルバイトをしたことをきっかけに、同映画の制作プロダクションに入社。助監督を経てドキュメンタリー映画、TV番組、企業プロモーション映像の演出を手掛ける。2007年に株式会社百人組を設立し、代表取締役社長に就任。 2010年、お寺をもっと身近で楽しくて暖かい場所にしようと寺子屋ブッダの活動を開始。一般社団法人 寺子屋ブッダ 代表。
寺子屋ブッダ http://www.tera-buddha.net/
まちのお寺の学校 http://www.machitera.net/
【会場】
「TRIUMPH」
〒150-0011渋谷区東3-16-3 エフ・ニッセイ恵比寿ビル1F
googlemapsで表示
☎︎03-5468-6040(代表)
・JR恵比寿駅 徒歩約5分
・東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 徒歩約5分
【懇親会会場】
お坊さんのいる本屋「書坊」
渋谷区東3-23-3 「書坊」(会場から徒歩2分)
googlemapsで表示
書坊ウェブサイト
・JR恵比寿駅 徒歩約4分
・東京メトロ日比谷線 恵比寿駅 徒歩約4分
【主催】
一般社団法人寺子屋ブッダ
【後援】
全日本仏教青年会
一般社団法人学び・まちづくり推進機構
全国市民大学連合会
特定非営利活動法人ライフケア協会
ミズノ株式会社
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社
フリースタイルな僧侶たち
仏教井戸端トーク
hasunoha